- "太陽が欲しいだけ"
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とにかくエネルギーに満ち溢れて、ほとばしっています。歌詞は二度、三度と結構書き直しました。そして「太陽が欲しいだけ」という言葉が出てきた時に、やっと音楽のエネルギーに追いつけたと感じたのです。既にライブで何度か演奏していますが、フロアからはもう何年もやっている、体にしみついた曲のような反応が返ってきます。この名前を冠したツアーをするというのは、とてもいい予感がしますね。聴くものすべてを引っ張っていくことでしょう。メンバーそれぞれの個性が表現されまくったこのアルバムを占めるに相応しい一曲です。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/25
- "スタンドバイミー"
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作詞 卓郎/作曲 滝です。デモを聴いた時からこれは美しい曲になると確信していました。ギターのサウンドもクリーントーン主体で、9mmの楽曲中では結構珍しいのです。でも何より曲を聴いている間のイメージが、高く抜ける青空を見上げるようで、その点が一線を画しています。歌詞も楽曲に受けたイメージをそのまま離さないように書きました。間奏とアウトロはこのアルバム内でも屈指の名シーンです。お聞き逃しなく。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/25
- "迷宮のリビングデッド"
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作詞作曲、中村和彦です。ベースソロがある曲って初めてじゃないかな? もうひとつのお初、作詞の方はメロディと同時進行で言葉を考える作業を試してみようと、書きはじめたそうです。インタビュー中に話していたのでたしかです(笑) かみじょうくんにしてもそうだけど、作詞作曲というのはその人の世界がどーんと出てきますね。「9mm感」というより「ロックバンド感」な気がします。「自分もそうでしょ」って? いやあそれは"誰も知らない"で回答されてるので、戻って聞いてみてください。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/25
- "モーニングベル"
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はじまったら最後ノンストップで展開していく、ジェットコースターソングです。歌詞は僕です。いなたくなったりモダンになったり、かなりエクストリーム。ちょっとコミカルな要素を感じたから、歌詞もハズし気味になっています。先日とある音楽番組の収録でこの曲の話になった時に、「9mm流バイキングメタルですよね!」と。滝がそのつもりで書いたかは別として、的を得た指摘だなと思いました。というわけでいつかバイキングメタルver.の歌詞を載せてみたい、と考えているのはおれだけです(笑)
※バイキングメタルが何か分からない人は、とりあえず「コルピクラーニ」で調べることからはじめてください。かなり楽しい音楽です。 -
Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "火祭り"
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かみじょうくん作詞作曲。彼の曲はリズムから何からハイパーなものが多いですが、これも例に漏れず。ギターとベースのリフがユニゾンになるアレンジは、スタジオ作業中にちょっと悪ふざけでやってみたら、結果いい感じになって採用したという記憶があります(笑) 仮タイトルから火祭りで、そのまま歌詞も書いたそうです。日本に火祭りっていくつかあるみたいですね。僕はまだ行ったことありませんが。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "誰も知らない"
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クアトロシングルからのしんがりは、ワタクシが作詞作曲の"誰も知らない"です。シングルでリリースした曲もアルバムに入るとまた違う印象になりました。よく聞く話だけど、本当にそうなんです。
僕の曲は弾き語りのデモを元にみんなであーだこーだアレンジする、バンドの作曲方法としては一番オーソドックスなやり方です。しっかりしたデモを作らなくても、要はイメージを伝えられればいいのです。やや言い訳じみて聞こえますけど、本当にそうなんです。 -
Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "ダークホース"
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イントロのベースのリフが、雷みたいで最高です。アルバムの折り返し一曲目という感じかな。ずっと「ダークホース」という言葉を使いたいと思っていたのですが、まさにうってつけでした。サビの歌詞の運び方が気に入っています。「まっすぐにまっしぐらにー」のあたり。和彦の曲はリズムの8ビート感をはっきり打ち出したものが多く、9mmのロックンロールな部分を引き出すのに一役かっています。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "Lady Rainy"
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作詞・作曲は菅原卓郎です。簡単な弾き語りのデモ音源を元にスタジオで完成させました。滝のアルペジオが曲に表情を加えていますね〜。歌詞はシンプルなんだけど、それがかえって情景を浮かばせる一曲です。ここらでアルバムが折り返します。ちょうどこういう曲が聴きたくなりそうなところでの登場です。いい仕事してます。いやしかし6/19日比谷野音は、雨が降りませんように。みんなも晴れるように祈ってください。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "kaleidscope"
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かみじょうちひろ作詞・作曲です。変拍子が際立つ一曲で、5拍子と6拍子が入れ替わり立ち替わり登場します。デモからバンドサウンドになった時に、一番様変わりした曲な気がします。"kaleidscope"というのは、万華鏡のことですね。僕が子供の頃うちに万華鏡があって、それだけじゃなく学校の授業で作ったこともあったし、結構好きだったな。
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Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/24
- "ロンリーボーイ"
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作曲は和彦です。らしさが出てるぜ。ストレートにエモな曲調ですね。アルバムにはギターソロのある曲が実に多いんですがこの曲も。いや、さらりと聴こえるかもしれないけど超絶プレイですよ。聴きどころです。
誰の中にも"ロンリーボーイ"がいるんじゃないかと思います。みんなとはちょっと離れたところにいた彼や彼女たち。それが自分だったりもする。だから9mm的な"Nowhere Man" かな。ビートルズの"ひとりぼっちのあいつ"ね。これを書いていてふと思いました。 -
Author :9mm Parabellum Bullet Category :-
Date :2016/04/23