卓郎です。怒涛の一週間、でした。
8年ぶりの野音から横浜FAD20周年(SiMとのツーマン)、ツアー初日の予定だった酒田と、続く青森までのことです。
あらためて野音のワンマンに来てくれたみなさん、ありがとうございました。しかしバンドの状態が100%のままライブを終えることは出来ませんでした。悔しいところがあったのは滝だけではありません。メンバー、スタッフ、そして会場に集まった人たちも同じだと思います。リベンジしたい気持ちはあるのですが「同じ場所で、同じプログラムでやる」ということがその達成だとは、僕は思えないのです。ツアーのことも含めてこれからの活動でと考えています。ただ、繰り返しになりますが8年ぶりのステージを見届けてくれてありがとうございました。
滝の状態とツアーの今後についてはHPで発表してあることが現時点での最新の状況です。7/13までの6本のアルバムツアーの中止は断腸の思いでしたが、みんなで話合い決めました。酒田 MUSIC FACTORYで、アコースティックの演奏をはじめる前にまず話したことがあります。「これは9mmのライブ(ツアー)ではない」ということです。ただ会場に行くことにしたのは「9mmの歌は届けられる」と思ったからでした。アコースティックライブは中止と同時に発表したわけではないし、急な発表で全然人は集まらないかもしれない。反対に中止自体を知らない人もいるかもしれない。でもおれたちは動けるんだから行こうと決めました。結果は酒田も青森も、たくさんの人が集まってくれました。感謝です。
横浜F.A.Dで対バンしたSiMが、アンコールで「もう一度やりましょうよ!」と言ってくれました。その時、ステージ袖でみていたのですが、本当にうれしかった。彼らはツアー中で脂の乗り切ったゴリゴリの演奏をしていました。真正面からぶつかれるようになって約束を果たしたい、そう思っています。
ただ、今はやたらに前向きにも後ろ向きにもならず、フラットにいることを心がけています。「出来ることをやる」です。滝も検査の為の通院と静養を第一に過ごしています。今日の僕は長野からタームのアコースティックリハです。ツアーのチケットを持っている人はまだ捨てたりせずに持っていてくださいね。そして、もしよければアコースティックライブを観に来てください。楽しませます。長くなりましたがこの辺で。卓郎でした。